2024年度 理事長所信
2024年度一般社団法人佐賀青年会議所
第69代理事長 舩津和弥
「Let's Try」
~困難の中に成長の機会があり、無限の可能性があなたを待っている~
はじめに
一般社団法人佐賀青年会議所へ入会した理由や目的は人それぞれであると思います。働
き盛りの 40歳までという限られた期間だからこそ己を見つめ直し社業に創意工夫を行い、
社員と顧客、そして家族・仲間に感謝し生まれ育った地域に寄与することで少しずつ想い
が周りに伝播していくのだと私は信じています。今年度のスローガンを「Let's Try」~困難
の中に成長の機会があり、無限の可能性があなたを待っている~と定め、2024 年度を「挑
戦の 1 年」と位置付けこれまでの組織構成を見直し、新たな視点から自由な発想を取り入
れ、規律と自由が調和する団体を目指し人との出会いに感謝し、思いやりと助け合いの精
神を胸に、一人ひとりが輝ける組織となることで無限の可能性が私たちを待っているのです。
2025 年度第 74 回全国大会について
2025 年度には公益社団法人日本青年会議所が主催する全国大会が佐賀県で開催されます。
この素
晴らしい機会を活かし、地域に大きなインパクトを与えることを目標とします。全
国大会を通じて佐賀青
年会議所のブランディングを向上させ、青年会議所の活動が佐賀県
内外の人々や他団体に勇気や感
動を与えることを願っています。小さな町であるが故の強
みを生かし行政や他団体、佐賀ブロック協議
会そしてシニア・クラブの皆様と更なるパー
トナーシップを強固なものにし、2025 年度の全国大会へつ
なげる準備を行って参ります。
また公益社団法人日本青年会議所全国大会運営会議にも多くの出向
者を輩出します。佐賀
青年会議所を代表し LOM を背負って出向してくれるメンバーだからこそ LOM を
上げて持
続可能な支援を行います。
まちづくりについて
私たちが住み暮らすこの佐賀において人口減少も大きな課題であり、特に若年層の県外へ
の流出は1つの問題だと考えます。しかし若者が都会へ憧れを持つことは何ら不思議なこと
ではなく、県外へ出たからこそ得れる経験や見える景色がありそれにより故郷の魅力を再認
識することができます。佐賀青年会議所としてはそういった人材がまた佐賀に住み暮らした
いと思えるような魅力ある事業を展開し発信していく必要があると考えます。
佐賀ブロック大会主管について
2024 年度は公益社団法人日本青年会議所九州地区佐賀ブロック協議会佐賀ブロック大会
in 佐賀が開催されます。それに伴い佐賀青年会議所が主管を務め佐賀 JC だからできる自由
な発想で大会構築へ努めて参ります。このブロック大会を 2025 年度全国大会へつなげる起
爆剤となるよう行政や各関係団体、そして我々メンバーが一体となり実りある大会へと構築
します。
国際交流について
社團法人台南市新營國際青年商會との関係も 40 周年を迎えることができます。これも先輩
諸兄姉がつないでこられた賜物だと思います。青年会議所の魅力の 1 つとして国際的なネッ
トワークを活用することができ、青少年育成事業を絡めるなどグローバリゼーションにより
新たなチャンスへとつなげることも可能になり、メンバーに世界へと視野を広げる機会を提
供することで社業の発展、引いては佐賀県が持つ魅力を世界へ発信できると考えます。
会員拡大・研修について
現在、会員数の減少は佐賀青年会議所だけではなく全国的にも重要なテーマであり永遠の
課題だと
考えます。様々な市民活動団体や他青年団体の設立による選択肢の多様化などが起
因するものと考
えられます。そのような状況の中でもメンバー一人ひとりが意識を持ち、青
年会議所が持つ魅力を伝え
る工夫が必要だと考えます。また、シニア・クラブの皆様にもお
力添えを頂けるような試みが必要であ
り、そうすることで現役とシニアとの距離がより一層
近づき強固な協力体制を生み出すことができると
考えます。2025 年度全国大会主管を翌年
に控える重要な課題だと捉え、会員の資質向上を図りなが
ら会員拡大に努めます。
総務について
佐賀青年会議所における多くの会議を円滑かつスムーズな進行ができるよう努める影の立
役者であ
り、まさに縁の下の力持ちの役割となります。今年度は日本青年会議所の会議運営
仕様を取り入れな
がらも、自由な発想をもって少しでもより良い会議構築へコンセンサスを
取りチャレンジします。また、コ
ンプライアンスの重要性を理解したうえで、各委員会が時
間と労力をかけて構築した事業を少しでも多
くの方へ発信することで佐賀青年会議所のブラ
ンディング向上へつなげるとともに、社会的信用を高い
位置で保ちます。
さいごに
一般社団法人佐賀青年会議所は 68 年という歴史を持ち、これまで多くの先輩諸兄姉が情熱
を注いで こられました。その伝統と歴史、そして先輩方への感謝の気持ちを忘れず、私も次
代へのバトンをしっ かりと渡せるよう、覚悟を持って日々精進してまいります。メンバー一
人ひとりが主体的に行動し困難を 乗り越え、無限の可能性を信じてチャレンジし続ける姿勢
を大切にし、明るい豊かな社会の実現のた めに全力を尽くして参ります。