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2017年度 理事長所信

2017年度 一般社団法人佐賀青年会議所
第62代理事長 関 洋太郎


 

仲間と共に挑む・つながりが創る佐賀の未来

 

はじめに

  佐賀青年会議所は1956年、43名のメンバーによって創立され、昨年60周年とい う節目を迎えました。この長きに亘り佐賀青年会議所が発展し、継続してきた活動が今を 通して未来に向かおうとしているのは、ひとえに、諸先輩が礎を築き、地域と共に歩みつつ、地域に根差した運動を展開し、積み重ねて来られた歴史があるからに他なりません。 私たちはこれまで受け継がれてきた「まちづくり」や「ひとづくり」に対する想いや歴史を60周年式典において再確認する機会を頂きました。この60年の歴史の中で築き上げ られた多くの功績に感謝し70周年、100周年へ向けて、この伝統や歴史を継承しなが ら、それぞれの時代に合った様々な変革と創造によって新たな青年会議所像を目指すという指針のもと、私たちは時代を生きるものとして「時代の開拓者」であり続けることが必要であると考えます。


私たちが青年会議所に所属出来る期間は20歳から40歳までのごく限られた期間であり、様々なきっかけによってこの青年会議所に入会し所属をしています。「個人の修練」を 行い「明るい豊かな社会を築き上げよう」という同じ目標を目指し、活動を行っておりますが、どんなに大きな夢を語っても、自分が所属する組織、会社、その社員、家族が幸せでなければ意味がありません。まずは身近な所から見つめ直し家族、仲間、周囲の人たち を大切にする事、そして活動を通じ感じた事を共感できる事がまちの活性化につながり、 人として大きく成長して行く事につながると考えます。
大きな事をする必要はありません。青年会議所での活動を通じ、多くのメンバーと汗をかき、笑い、泣き、同じ時間を共有し自分の歩幅で仲間と共に挑んでいこうではありませんか。
私も佐賀青年会議所に入会し多くの仲間と出会い多くの事を学ばせて頂きました。これまで経験させて頂いた事を多くのメンバーに伝えて行く立場としてしっかり向き合い、メ ンバーと共に明るい豊かな社会の実現に向けて挑んでまいります。

 

ビジネス交流

 この担いは、今までの佐賀青年会議所の活動では取り組んだことがなかった分野であります。青年会議所メンバーであるという事は、佐賀から九州、日本、そして世界へと無限 に広がるネットワークを手にする可能性を持つという事です。奉仕活動を根幹とし地域を活性化する団体としての力を最大限発揮する基盤は、まず青年会議所メンバーの交流を今 以上に親密にすることにあると考えます。お互いの社業を知り、お互いの社業について話 し合う場を創出することでお互いの専門分野が交わり知恵が生まれます。このビジネス交 流事業は出会いの深まりと気付きが積み重なる実感を得ることでしょう。それぞれの社業 が発展する道を模索すると同時に、お互いの専門分野をうまく取り込むことで新たな活動 の形を見出していきたいと考えます。

 

国際交流

 1985年の正式調印以来、佐賀青年会議所は、社團法人台南市新營國際青年商會と交 流を行っており、この国際交流は本年で33年目を迎え、今年は姉妹締結の再調印の年となっております。これまで、お互いの国を訪問しあい交流を重ねることで、友情を育み、 佐賀青年会議所と新營國際青年商會だけではなく、日本と台湾の魅力も含めて発信してきました。これまでの長きに亘り、この交流を続けて頂きました諸先輩に対し改めて感謝と 敬意を表します。近年では更に新たな試みとし、経済交流や新營 JC メンバーと共に、佐賀 市に住む青少年とのスポーツを通じた国際交流を行うなど交流の幅は膨らんでいます。私たちはこの交流を継続し相互の青年会議所の更なる発展を目指すと共に、この交流で培っ た国際交流の素晴らしさを地域のみなさんに伝えていくことで日本と台湾がさらなる友好を深められるような架け橋にしたいと考えます。

 

青少年・地域交流

 納涼さがまつりから佐賀青年会議所が関わってきた事業である「佐賀城下栄の国まつり」 は本年で46回目を迎え、その中でもまちの中心市街地で行う花火大会は全国的にも珍しく市民の皆様に喜んで頂けるイベントの一つとなりました。この花火を打ち上げる為には我々、佐賀青年会議所だけではなく行政や関係団体とのより良い関係がなければ実現出来ません。協力関係を強固なものに発展させながら関わり続ける必要があります。
青少年育成事業についても、諸先輩が長年にわたり取り組まれ、多くの子どもたちに夢と希望を与えてきました。生産年齢人口が激減するだけでなく、親子間のみならず社会の絆も希薄化しています。そうした時代だからこそ、佐賀への誇りと地元愛を育む活動によ り子供たちの豊かな心を育むことが求められていると考えます。今後、まちの主役となる 子どもたちと、夢や希望、時には危機感を共有し、自らが考え行動してもらう事業を構築していきます。

 

まちづくり事業

 人口減少社会の到来により、年少人口と、生産年齢人口が低下していくと共に、老年人口が急激に増加し2025年には生産年齢人口のほぼ2人で1人の高齢者を支える事にな ると見込まれており、社会環境や、経済情勢においても大きな変革期を迎えております。 青年会議所は薄れゆくコミュニティの継承者として、まちづくりのコーディネーターを目指すべきと考えます。
これまで佐賀青年会議所ではまちづくりの先導的な役割を果たすべく「佐賀城フェス」 や「さが新グルメフェスタ2014」、「さがんフェスタ2015」など地域のシンボルや素晴らしい生産物・生産加工品を発信していくために、行政や地域の方々と協働して事業を行ってまいりました。これからはコミュニティの再生を図りながら佐賀らしさを持った ユニバーサルなまちのビジョンを行政や地域の方々と共有し、時代の流れに合った小さくてもキラリと光るまちづくりを目指します。

また、本年度は任期満了による佐賀市長選挙 が開催される年でもあります。地域の選択は私たちにしか出来ません。無関心ではなく自 らの問題として政治への参加意識を持って頂くための働きかけを積極的に行い、市民が選択の責任を果たす意識の醸成に努めます。

 

会員交流・研修

 会員の減少はこれまでの弛まぬ活動によって、また諸先輩のご協力により歯止めがかかったものの、依然として会員拡大が LOM 最大の課題である事は変わりなく、全国的にも重要なテーマとして活動が展開されています。しかし、会員の拡大だけを目指すのではなく、 まずは今現在、青年会議所に入会されているメンバーが JC でしか経験できない貴重な機会を逃がしてしまうことはとても惜しいことです。青年会議所活動における最大の財産は異業種の人々との出会いであると考えます。この出会いを会員、一人ひとりが大切にし、色々 な活動を通じ仲間と共に同じ時間を共有し夢を語って切磋琢磨し人としての魅力を高めな がら信頼できる仲間をつくる事がまずは重要であり、楽しみながら活動をおこない、イキ イキしているメンバーが発信する運動や活動がより効果的に地域に浸透し、また新たなメンバーが入会してその活動を通じて成長していくことができ共感と共鳴により仲間を増や しましょう。

 

佐賀ブロックの支援

 本年度は、一般社団法人佐賀青年会議所より公益社団法人日本青年会議所九州地区佐賀ブロック協議会2017年度会長として江口尚登君を輩出しております。佐賀青年会議所 として大変名誉な事であり私たち佐賀青年会議所も佐賀ブロック協議会会長輩出 LOM と して、また2017年度佐賀ブロック大会主管 LOM としてブロック・地区協議会への事業に積極的に参画していきたいと考えます。

 

結びに

 青年会議所は戦後間もない混沌とした時代の変革期に「祖国日本の復興」を目指し、設立されました。そして、今の日本も時代の変革期を迎えていると考えます。 そんな今こそ、青年会議所の力が必要とされています。
佐賀青年会議所は昨年60周年という節目の年を迎えました。新たなスタートの年を 最高の一年とするために明るい豊かな社会の構築へ向けて活動してまいります。青年会議所しかなかった時代から、青年会議所もある時代になった今だからこそ、時代の先駆者と して力強く地域をけん引してまいります。

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